宿泊者インタビュー02:佐藤奈緒子さん

思わず警戒心を解いてしまうクシャっとした笑顔が印象的な佐藤奈緒子さん。

2021年の2月からArcadeResortOkinawa(以下ARO)へ、「ワーケーション」として何度もリピートいただいている宿泊者様です。

今回、なおこさんにインタビューを行い、宿泊者から見る沖縄市(コザ)について聞いてみました。

目次

在宅ワークの影響で仕事へのモチベーションが低下

神奈川県生まれ東京育ちのなおこさん。現在(2021年5月時点)、教育業界で活躍する彼女がなぜコザ(沖縄市)でワーケーションをすることになったのか。その理由は少し時間を遡ります。

もともとは、長年旅行業界に携わっていたなおこさんでしたが、新型コロナウイルス感染症が社会に影響を与え始めたタイミングで教育業界へ転職。

「厳密に言えばコロナウイルスの影響と言うよりも、もともとスタートアップに興味を持っていたんです。そんな中で次のお仕事への縁があったので、コロナウイルスの影響がキッカケとなって旅行業界から教育業界へ転職しました。」

ただ、同じく転職した先でもコロナウイルスの影響があり必然的に「リモートワーク」の仕事スタイルに。

「コロナウイルスの影響が出始めてから、前職もいまのお仕事も在宅ワークという環境でした。毎日パソコンの画面に向き合っている内に、ただただ目の前の業務をこなしているような感覚になったんです。仕事が全然楽しくなくなっちゃったんですよね」

「笑ったりといった感情がどんどん殺されていくくような感覚。仕事は楽しいんですけど、プラスαが無かったんですよ」と当時を振り返ります。

シェアオフィスとしてバッチリ!

そんな閉塞感を抱えているタイミングで、沖縄行きの話が舞い込んできます。

とは言っても、旅行業界出身のなおこさんですが、意外にも沖縄へ来た回数は少ないとのこと。大学生のときに1度。そして仕事で石垣島に1度。合計2回来ただけ。

「東京から沖縄来るのって高いんですよ。実は、海外へ行った方が安いんです。旅行業界にいたときは、仕事がずっと海外というケースだったので、沖縄=高いイメージがすごくあって全然来なかったですね。」

そんななおこさんが沖縄へ来ることになったキッカケは友人からのお誘いでした。

「2021年の2月くらいに友人から『StartUpLabLagoonには結構面白い人たちがいっぱいいる』との情報がありました。『自分もいるから一回遊びに来たら?」みたいな感じで誘ってくれたんです。」

こう聞くと、トントン拍子で沖縄にやってきたようですが、ワーケーション先として実はもう1つ候補がありました。

「別に『沖縄に行きたい!』というわけではなかったので、福岡に行くか悩みました。福岡には友達が居たので、紹介してもらったところに行こうと調べたんです。けど、シェアオフィスの1日の料金がネックになりました…宿泊代金ぐらいの価格だったんです。」

「それにオープン時間が9:00~18:00までで、時間の制限が気になったんです。副業として個人でも仕事していて、海外とも電話することがあるんですよね。そのときに18:00に締め出されて18:00以降にミーティングあった場合どうしようみたいな。」

「『じゃあカフェとかに行けばいいんじゃん』と思うかもしれないですけど、例えば東京とかだと音楽がガンガン入ってて、電話ミーティングにならないなんてケースも少なくないんです。意外と、『ちゃんと仕事ができる場所』って探すのが難しい。静かなとこ、電源があるところ、wi-fiがちゃんと繋がるところ、私にとってこの3つは最低限の基準。やっぱり相手に失礼にならないようにしたいので。初めてLagoonに来たとき希望の条件が確保されていたので、『やった!』と思いましたね。あと頼れる人がいる。これがあたしにとっては安心感。リピートしている理由だと思います。」

設備だけでなく、頼れるコミュニティの存在もなおこさんにとってプラスになったと語ります。

「Lagoonに初めてきたとき、自分自身の仕事とリンクする人たちが居て、コミュニケーションをとることで、もちろん仕事にも活かせたし、落ちていたモチベーションにも良い影響がありました。滞在して楽しいだけじゃなくて、仕事にも活かせたっていうのは自分にとってもすごく大きな成長に繋がったし、『もっとこうしたい』、『ああしたい』って仕事に対しての挑戦心みたいなのも芽生えましたね。月並みな表現かもしれませんがLagoonに居る人達に元気もらってます。」

仕事と遊びを両立できる「選択肢」がコザにはある

沖縄旅行の王道である「リゾート感」があまり感じられないコザ。ですが、なおこさんから見ればそれこそがワーケーションに最適と言います。

「私の性格かもしれませんが、ワーケーションの拠点が『リゾート』だと仕事にならないと思うんです。だって、目の前に海があって、観光も出来て、遊べもするってなったら誘惑が多すぎて集中できないでしょ?そんなの無理。『プールに行く!』ってなっちゃうもん」

友人の紹介で来たコザという土地の特性が、思いがけずなおこさんのワーケーションスタイルと合致します。

「ワーケーションって観点から見ればコザってメリハリがつきやすいんです。オンとオフの境目がちゃんと作れる。平日はLagoonで仕事して、街には飲食店がいっぱいあるからランチと夕食はコザの街で。近くにはコンビニもあるので、車が無くても本当に困らない。集中して仕事出来る環境があります。」

「コザって沖縄の真ん中になるじゃないですか。オフのときは、自然がある北部にも行けるし、北谷にも行ける。行こうと思えば、週末にパッと海に行けちゃう。コザという街を拠点に色んな所に行ける『選択肢』を持てるのがいいんです。」

また、沖縄旅行の王道である「リゾート感」はないものの、カオスでディープなコザの面白さがなおこさんの心を掴みます。

「この立地の中に米軍基地が近くにあって、街並みもすごく東南アジアぽかったり、英語の看板があったり、なぜか両替屋さんがあったり、街のいたるところにアートがあったり、海外っていうかコザは独特な空気感があって、それが超面白い。」

色々な国に訪れたなおこさんでも、コザはユニークと口を開きます。

「旅行業界にいたときには仕事とプライベート合わせて30ヵ国以上足を運びました。それぐらい色んなところ行ってるんですけど、こんなにリピートするところは人生初めてです。『なんだコレ』って。街歩いているだけで楽しい。何回来ても全く飽きないです。」

ただ、コザに来る前はもちろん不安もあったそうです。

「最初心配だったのはやっぱりアクセスがすごい不安で、地図の真ん中にあるけど、どうやって行けばいいの?みたいな。」

「でも、実は那覇空港からコザまでバス1本で行けちゃうルートもあるんですよね。もしかしたら、みんな『行きづらい場所』って感じると思うんですが、一度来てしまえば『案外行けちゃうじゃん』って感じると思います。」

いまではARO以外の選択肢が考え付かない

ワーケーションのスポットとしてコザに惹かれたなおこさん。拠点として「ARO」に泊まった理由は、当初は消極的なものでした。

「正直言うと選択肢が無かったのが事実です。もともと友人がAROに宿泊していたので、その紹介でしたね。あとから聞いたら、『コザって他にもホテルあるじゃん!』って思ったんですけど…」

「でも、めっちゃキレイで清潔感あって、Lagoonにも近いので『これ以外の選択肢無いんじゃないか』というのが今の率直な感想です。」

なおこさんとしては、「レディースルーム」にも心打たれたんだそう。AROでは女性専用のエリアを設けているのですが琴線に触れたようです。

「あと、2Fのスペース。ちょっとしたコミュニケーションとるとかにもすごくいいし。共有スペースがあるのはありがたいですね。パーッと飲み屋とかに行くまでも無いけど、コミュニケーションをみんなでとれるのがすごく良い。」

力んで生活するというよりも、ここでも日常を送りたかったと語るなおこさん。「毎日インスタ映えしたいわけではなく、適度なリラックスできる環境」がマッチしたようです。

しかし、滞在の度に10日間~2週間ほど宿泊してくれるなおこさんだからこその気になる指摘もありました。

「キッチンがあったらみたいな人も多分いると思いますね。1、2週間とかなら大丈夫だと思うんですけど、半年とか長期になると体の体調を考えてミニキッチンとかあったらいいと思うんです。とは言っても、私はこの街で食べるものとか、ちょこちょこつまみ食いしてる方が楽しいし困らないんですけどね(笑)」

おわりに

今後について、なおこさんなりの展望を話してくれました。

「私の目標は2週間は沖縄で過ごしたいと思っています。仕事をしつつの1週間だと、行きたいとこ1か所で終わっちゃうので、2週間は滞在したいですね。本当は1ヵ月ぐらい居たいんですけど、東京の予定もあるのでまだその領域にはいけてません。でも、徐々に徐々に滞在日数が伸びてきている気がします。」

ただ、なおこさんとしては無理しないスタイルを目指しているそうです。

「絶対毎月来ようって決めているわけではないんです。けれど、仕事とそろそろリンクしそうだなと思ってます。ここで仕事を創りたいし、創れそうだなっていう感覚が今出来ている。でも、ビジネスしに来てるというよりかは自然の流れで形になったらいいなという感覚ですね。」

  • 定評のある清潔感
  • 長期滞在にオススメ!リーズナブルな料金設定
  • 沖縄市の主要施設にアクセスしやすい抜群な立地
沖縄で言うところの「リゾートを感じられる海」「心癒される自然」の要素は一切ありません。けれど、そういった旅とは、また違った刺激を受けられるのがコザの面白さ。
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